精神科医の仕事はその心強さが患者に安心感を与える

私は一度メンタルヘルスの病気にかかったことがあり、半年ほど個人開業をしておられる精神科医にお世話になったことがあります。

通常の病院とは違い心地よさを感じる待合室に柔らかい照明の病院でした。

一見すれば病院というよりはカフェのような雰囲気の病院で病院らしくなく、しかし待合室に居る患者それぞれがやはりよそよそしく、とても静かな空間に不思議な感覚がしたのを覚えております。

最初の医師との面談は緊張と不安となにかよく分からない感覚に逃げ出してしまいたいような気持ちでした。

最初に私は本当に言葉を紡ぐことが出来ず話したくても何から話していいのか?

これは私だけおかしいのであって話しても馬鹿にされてしまうのではないか…そう思うとなかなか言葉にならないのです。

そんな私に医師は優しく話しかけてくれ、時に私の反応を待ち、落ち着かせてゆっくり私の話を聞いてくれました。

次第に少しずつ自分の気持ちを話せるようになっていったのを覚えております。

薬もごく軽いものから様子を見てくれ常に優しい笑顔をもって接してくれました。

そしてただただ優しいだけではなく、どのように病気と向かって行けばいいかを一緒に考えてくれました。

幸い私の病気はそれほど酷いものではなく、今ではお世話になることはありませんがあの時に医師にかかっていなかったらと不安になることがあります。

そして精神科医の強さはすごいなと思うようになりました。

私であればあんな風に辛抱強く相手の話を聞き、共感し、さらに解決策を一緒に探してくれるなど出来るとも思えないからです。

患者の人生の大変な時期に寄り添うというのはどの医師も同じかと思いますが、精神科医の目に見ることのできない病気へのアプローチというのはとても大変なのではないかと思います。

医師の転科なら – 医師転科ナビ